Bikers Paradise - バイカーズパラダイス

2019.10.01

Monthly Theme / お知らせ / バイク展示

10月のマンスリーテーマは「KATANA TURN ME ON 」 Produced by MotorMagazine Ltd.

スズキのKATANAが新たな道を走り始めた今こそ、伝説の価値を知るまたとない好機。
なぜKATANAはこんなにも愛されるのか? その答えが、きっとここにある。

バイク展示 10月5日~31日まで

  • SUZUKI KATANA Forging a New Street Legend
  • PLOT CUSTOM DIVER KATANA 2019 Cooperated by PLOT
  • SUZUKI GSX1100S FULL METAL “HAGANE” Cooperated by TECHNICAL GARAGE RUN
  • SUZUKI GSX1100S “KIRIN KATANA” Cooperated by TECHNICAL GARAGE RUN
  • SUZUKI GSX1100S “SD BROS Special” Cooperated by SD BROS MOTORCYCLE
  • SUZUKI GSX1100S “Be’s GARAGE Special” Cooperated by Be’s GARAGE

 

SUZUKI KATANA Forging a New Street Legend

1980年にドイツのケルンショーで発表され、日本刀をイメージしたデザインで世界中の注目を浴びた『GSX1100S KATANA』が原点となるスズキの新型ロードスポーツ。
軽量アルミフレームに「GSX-R1000」の直列4気筒エンジンを改良して搭載。ABSやトラクションコントロールなど先進の電子制御も装備している。
開発コンセプトは「Forging a New Street Legend(新たなるストリートバイクの伝説を鍛造する)」というもので、ひと目でKATANAだとわかる特徴的なスタイルを継承しつつも、現代のロードスポーツとして相応しいパフォーマンスとシャープで流れるような独創のスタイリングが与えられている。

 

PLOT CUSTOM DIVER KATANA 2019 Cooperated by PLOT

新型KATANAをベースとして、すべてのライダーが安心・快適に乗れるようカスタマイズ。EFFEXのローダウンKITによってシート高を18mmダウンし、シート前方を細く絞り込む形状変更によって足着き性を大きく改善している。シートは前後ともにマルナオによってカスタムされたゲルザブ仕様。長時間でも快適な座り心地を実現した。
その他にも高速道路クルージングで高い防風性能を発揮するMRAのウインドスクリーンや、ノーマルとはひと味違うサウンドを楽しめるアクラポヴィッチ製スリップオンマフラー(JMCA認定)を装備。ブレーキの扱いやすさ・タッチが激変するブレンボ製ラジアルマスターシリンダーが走りをサポートする。
スタイル面ではプロトオリジナルのフェンダーレスKITに注目。純正のナンバー灯やウインカーをそのまま流用し、コストを抑えつつイージーな装着を可能としている。ノーマルとは大きく違う軽快なリアビューに注目したい。

 

SUZUKI GSX1100S FULL METAL “HAGANE” Cooperated by TECHNICAL GARAGE RUN

日本刀の刀身を思わせる塗装を全身に施し『カタナを超えた鋼』を表現するカスタム。外観ばかりでなく、35年前の旧車ゆえの弱点の補正にも注力。「現代のタイヤに合わせるための、サスやブレーキの置換」、「全体軽量化とピックアップ向上を狙ったエンジンの特性変更」など、カタナに施すべきカスタムポイントを抑える。RUNの杉本卓弥代表が、普段使いからツーリングまで「足」として使おうと、雨天等の悪条件下でも安心して乗れるように仕立てたフルチューンカタナだ。
10年10万kmノントラブルを目指して組まれたエンジンは米国JE製φ74mmピストンで1135cc化され、後輪出力は120ps。スタンダードがフロント19/リヤ17インチだったホイールは、アクティブ製ゲイルスピードType-Nで前後18インチ化。前後サスペンションはオーリンズ、スイングアームはケイファクトリーでワンオフ……などで足まわりもアップデイトする。同仕様をコンプリートカスタムとして、RUNにオーダー可能。

 

SUZUKI GSX1100S “KIRIN KATANA” Cooperated by TECHNICAL GARAGE RUN

テクニカルガレージRUNが、映画『キリン』(2011年公開)の劇中使用車として製作を依頼されたのが、このカタナ。バイクに対して素人の役者が演技をする上で無理なく触れられること、特別なことなく誰でも普通に乗れること、がテーマだったという。ストーリー展開上、大掛かりな作業なしにノーマル状態に戻せることも課題だった。ベースとしたのは、正式に国内発売が始まった1994年型のSRだ。
上記理由でフレームに補強はなく、スイングアームも純正品そのまま。これに履けるホイールとして選んだ前後18インチのゲイルスピード・ホイール、FCRキャブレター+チタン製マフラーの吸排気パーツ、オーリンズ製リヤショックなどが外観のポイント。一方で、純正フロントフォークは中身を大改修して18インチホイール化に合わせ、ディメンション(車勢)のバランスを取る。見た目はライトカスタム、でもその実は現代風に走るカタナ。まさに羊の皮を被った“狼”だ。

 

SUZUKI GSX1100S “SD BROS Special” Cooperated by SD BROS MOTORCYCLE

’80年代の名車・カタナを、現代の交通事情の中で目いっぱい楽しめるように各所をブラッシュアップしたという、愛知県名古屋市の新進ショップ・SDブロスモーターサイクルが手掛けた1台。テーマはよく走ること、必要に応じてブレーキが使えること、そして高速走行時にブレないことの3点だ。
よく走ること、にはヨシムラ製φ74mmピストンでの1135cc化による排気量アップなどで対応。ブレーキはキャリパーをブレンボ製に、さらにフロントにはゲイルスピードのマスターシリンダーを使い、タッチ感とコントロール性を改善する。足まわりにはハイパープロ製サス、ウイリー製スイングアームをチョイス。ゲイルスピード・ホイールで前後18インチ化する。外装は軽量なしゃぼん玉製カーボン品に純正風塗装を施すのも特筆点。取り回しから走りまで、軽さを感じる仕様に仕立ててある。同店によるCR-1ガラスコーティングは施工から2年経過も、美しい艶感を保っているのも見逃せない。

 

SUZUKI GSX1100S “Be’s GARAGE Special” Cooperated by Be’s GARAGE

GSX1100S KATANAの持つイメージを新型KATANAにさらに強く落とし込んだカスタム。
何よりも注目したいのはオオノスピード製ショートタンクカバーとハリケーン製FATコンドルバーの組み合わせによるローハンドル化の実現。ハンドル切れ角を犠牲にせず“らしさ”を一層引き立てることに成功している。
そこに往年のKATANAを彷彿とさせるオオノスピード製ロングテールカウル(近日発売予定)を追加し、ファンも納得するスタイルを追求。レトロなミラーをはじめ、EXACTアルミ鍛造ホイール、NISSIN製キャリパー、アラゴスタ製の車高調など、こだわりのパーツチョイスも目を引く。

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